google analytics初心者から一歩卒業したいという人向けの記事。先日、運営サイトのゴールはどこにあるか?そのページを設定すると便利ですよというお話をしたと思います。今日は、さらにちょっと進めてサイト閲覧者の中で、どのくらいの人がゴールページまで見てくださったのかを確認するお話。


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ダダ漏れのページは?

サイトを閲覧してくださるお客様は、基本的に情報が面白いと思っていただければありがたいんですが、さらに他の記事、できれば扱っている商品まで興味を持ってもらえるとうれしいですよね。

あなたのサイトにも、よく読まれている人気記事があると思います。では。そのうちの何割がその人気記事を読むだけで帰っているか?何割が、ゴールのページまでを見てくださっているか把握できていますか?

横にスライドするか?前に進むか?

サイトをお客様がご覧になった時、直帰するか?ゴールに向かわれるか?他の情報ページをご覧になるか?の3パターンだと思います。管理人は、ゴールに向かわれるお客様=前に進んでいる。 他の情報をご覧になる=横にスライドしている。 サイトから離脱する=後退している。 と考えています。

もちろんお客様次第なんですが、サイトコンテンツの内容に興味を持ってもらって、一人でも多くのお客様が前進するか横にスライドするかを狙いたい。そのために改善できる問題点があれば浮き彫りにしたいところです。

セッションを触ってみる

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analyticsのこの部分、「セッション」って触ったことってありますか?管理人は触ったことがありませんでした。変な設定になって元に戻らなかったら嫌だから・・でも、思い切って触ってみたんです。

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この中でコンバージョンに至ったユーザーという項目があるので、これを適用してみます。

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すると訪問されたお客様の中で、目標とするゴールのページを見て頂いたお客様はこのぐらいいらっしゃるということが視覚的に見えてきます。

さらに素晴らしいのが、「行動フロー」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」から、あるページにフォーカスしてそこからゴールに向かっているお客様がどのくらいいるか?ということも把握できます。もう一つ「ランディングページ」は最初にお客様が見たページで、ここからどのくらいの人がゴールに向かうのかも把握できます。

ショック。。。ゴールに向かっていない。。。

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ページを分析してみて、ショックだったことがありました。それは、サイトの中でも人気があってよく読まれているページのユーザーが、ゴールに向かっていなかったこと。上の3番のページは、384人中、129人がゴールに向かっていますが、下の4番のページは332人の読者の一人もゴールには向かっていないことになります。これは、明らかな改善が必要。

横にスライドする人もいる

たしかにゴールには向かわなかったもののこのユーザーは、すぐに帰ってしまったのか?それとも他のページも見たのか?もし、後者ならば回遊性があるということになり、ページの魅力はあるということなので、これもサイト改善の方向性に役立ちそうです。

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さらに、先ほどのセグメントに「直帰以外のセクション」というのを加えてみます。そして同じように、行動 → サイトコンテンツ → すべてのページから先ほどの4番のページを見直すと、

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すると、ゴールには向かってないものの横にスライド。すなわち他のページを読んでいらっしゃる方が半数以上いらっしゃるので、このページは誘導を工夫すれば良さそうだという分析ができます。

セクションの設定って保存できないんですね。一発で見られるようになれば便利だと思うんですが。。。

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